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2011年11月

2011/11/27

心の通う本当のサポート

このところ古い製品の復活を立て続けに手掛けているが、実はもう一つ直してやりたいチューナーがあって、こっちは名機でもなんでもないのだが、某S社独自の見事なユーザインタフェースでとても使いやすいのだ。
80年代の製品なので25年くらい前になるんだが、こいつも選局のメモリーが蒸発する以外は問題なく動いてくれている。こちらはメモリーバックアップに普通のリチウムマンガン電池を使用してるらしいが、ネットで調べても型番が分からん。有名な機種じゃないとさすがに情報が乏しいよね。

どっちみち蓋開けちゃえば分かることなんだが、メーカーに聞けば教えてくれるよね?と思ってサポートに電話。
電話がすぐに繋がるのには感心したが、残念ながらマニュアル通りの対応に終始し、補修部品の保管期限を過ぎてるので修理できません、と宣う。いや、だから修理の依頼じゃなくてバッテリーの型番だけ調べてよ、とお願いしたのだが、サポート担当者用の資料も古い製品のは処分されちゃってるらしく、結局教えてもらえなかった。

この窓口担当者の紋切調な対応がイマイチ納得できなかったので、メールフォームからもういちど同じ質問をしてみたところ、一日経ってメールで回答が来た。

このメールがなかなか感心する内容で良かったのだ。
サポート担当部署では分からないので、設計担当部署に保管されていた設計資料を引っ張り出して調べてくれたうえ、とても申し訳なさそうに、メーカーとしてはお客様による修理は安全が保障できかねますのでおやめください、と云う。いくらこっちが自己責任で蓋を開けると云ったって、メーカーの立場上おおっぴらにそれを肯定できないのは当然なので、これは納得(でも修理はさせてもらいますけどねー)。
やめてね、と云いつつ、こちらの意図を的確に把握したうえでちゃんと調べてくれたサポートスタッフに感謝。

こういうのが心の通った本当のサポート、と云えるんじゃなかろうか。天晴れshine

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2011/11/16

特訓付焼刃

発注から納品まで3か月、そしてセッティング完了までさらに1月半を要したKRONOS様がようやくキーボードスタンドに鎮座ましました‥coldsweats01
Kronos
タッチビュー用にDSのタッチペンがぶら下がってます(笑)
金属パネル部分の青味のある渋いグレーがまたオシャレでカッチョええのですlovely

・・で、そもそも9つのサウンドエンジンで遊び倒す、のが目的じゃなく、リアルへヴィなウェイテッド鍵盤で指をいぢめたひ、が事の発端だったわけでして、ン年ぶりに夜毎の基礎練を始めたでやんす。

最初は目を、いや耳を覆うような惨憺たる有様cryingでしたが、まぁさすがに回復は早そう。
KRONOSのアコピはあまりにリアルすぎて生ピアノ同様のクセまであるんだけど、それにも順応しつつあるかも。
そんで、どうやら年明けあたりにほんのちょっとですが俄バンドでの出番がありそうな気配なので、早速特訓の成果が発揮されてくれないと困りますな・・
あ、でも残念ながら非公開なライブなので・・モゴモゴ

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2011/11/10

深夜のメンテ

メンテ、とはギョーカイの言葉で保守(メンテナンス)作業のことだが、
仕事ではなく、我が部屋の歴史的(笑)名機たちもすっかり年老いて、メンテが必要になってた、ってことだ。

まずは知る人ぞ知る、ケンウッドブランドのチューナーKT-2020だ。
だいぶ前から選局した周波数のメモリーがすぐ蒸発するようになっていて、
メモリーをバックアップしてる電源がヘタってることは分かってたのだが・・・

ネットで調べると、リチウム電池などの代わりに大容量の特殊なコンデンサ
(電気二重層コンデンサ、スーパーキャパシタとも呼ぶ)を使ってるらしい。

アキバのパーツ屋さんで同規格のパーツを調達し、久しぶりにボンネット(上蓋)
を外す(ってことは以前にも外したことがあるわけだがcoldsweats01)・・・

Kt2020_01_2
フロントパネルまで外した状態。表示部用の基板が2階建て構造になっていて、
お目当ての部品はその下に隠れている模様。
そこでパネルごと2階部分の基板をひっくり返すと・・・

Kt2020_02
ありました。中央の緑色の部品がスーパーキャパシタ。
基板の裏から半田ごてを当てて此奴を引っこ抜きます。

Kt2020_03
下が引っこ抜いた部品、上が同規格の新品です。
なにせ30年近く前の製品。同じ性能なのに大きさは半分くらいになってますね。
そして値段に注目(笑)。たったの63円!これ、もし修理に出したら技術料だけでもウン千円だよ・・・

Kt2020_04
新品パーツとの換装完了、ハンダ付けもキレイに仕上がりました。
見立て通りこれでちゃんと直ってるでしょうか???

Kt2020_05
動作確認OKみたい!なのでフロントパネルを元に戻します。
あとはボンネットを付ければ完成、もう一息です。

Kt2020_06
よっしゃー!
無事、オーディオラックに戻ってきましたぁぁぁhappy02
完璧なリペアですにゃ!


さて、お次はコレ・・・ 何だか判るかな(笑)?
01w_01
左の方に検査確認票が見えますね。KORG、と書かれているような・・coldsweats01
中央下方の小さな丸がリチウム電池です。
ちなみに左上の丸いのは今や懐かしいフロッピィドライブのモーターなんですな。

01w_02
答えは・・KORG 01/W の鍵盤の裏側でありました。
メモリバックアップ用のリチウム電池が尽きると、プリセット音色のデータが飛んじゃうわけです。
こっちも新品と交換して、これであと7-8年くらいは大丈夫でしょう・・・
いわゆる工場出荷状態にイニシャライズしたので、10ウン年ぶりにデモソングを聴いてみたけど、
いや~やっぱしKORGですねぇ、いいですねぇ・・・crying

しかし、突然01/Wのメンテをやったってことはもしや???

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